世界の水資源の問題

生活

日本は毎年のように、どこかの河川が氾濫して、災害が起こりますが

水が不足している国もあります。

河川が国と国とを跨いで流れている場合

上流地域での過剰取水、汚染など、水紛争を起こしている国もあります。

腹が減るのは多少耐えられますが、水を飲めない苦しさは、それどころではありません。

2015年の世界の人口は73億人。

2050年には97億人。

人口の増加は、水の使用量の増加。

世界の水の使用量は1950年から1995年の間に、約2.74倍に増加。

2050年には、深刻な水不足に見舞われる人口は

なんと

世界人口の40%になると予想されています。

これからは、石油以上に、水が貴重な資源になるのかもしれません。

水は年間一人当たり1,700 m3 が最低基準とされており

これを下回る場合は「水ストレス下にある」状態

1,000 m3 を下回る場合は「水不足」の状態

500 m3 を下回る場合は「絶対的な水不足」の状態を表すとされています。

2015年には、国家レベルの洪水、干ばつの影響を受けた人は

洪水が約3千万人、干ばつが約5千万人に上ると報告されています。

洪水や土砂災害も嫌ですが、水不足はもっと嫌ですね。

水が不足する=人が住むのに適さない=不動産として価値は低い

てことになります。

日本だと、水源のない小島くらいしか、そんな土地ありませんが。

参照
国土交通省「水資源」
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000021.html


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。