米中貿易戦争は日本に影響ある
中国のGDPに対する輸出の比率は18.9%ですが
中国の国内消費、内需が粉飾されていて
国内消費、内需が3分の1程度だとすると
輸出、外需の比率は42%くらいに跳ね上がります。
その場合
米中貿易戦争で中国が被るダメージは
かーなーり大きいのではないかと想像します。
※中国の全輸出に対して対米輸出の割合は2017年19%、2019年4月で16.21%です。
そうなると
中国の輸出が落ち込めば
日本の輸出も減る。
日本の輸出のGDP比率は14.4%
日本から中国への輸出は15兆9千億円(19.5%)ですから
14.4%の2割が減少するとGDP3%くらい落ち込むのでは?
※輸出が2割減ればですよ。ここまでは減らないと思います。でも、中国だけでなく、日本から韓国への輸出5兆7900億円(7.1%)も減りますから、あり得なくもないかなと・・・。
そうなると
景気は悪くなる。かもしれない。
特に、中国に依存している企業は大きな被害を被る。
消費税も上がりますし、ますます景気は悪くなる。
景気が悪くなれば、不動産価格は下がる。かもしれない。
昨日のブログと正反対の結論になってしまいます。
※扱う数字によって、全く違う結果になってしまいます。
日本よりも
当事者の中国は大ダメージ。
アメリカの輸出のGDPに対する比率は7.9%
中国の輸出のGDPに対する比率が42%だとしたら
勝負になりません。
アメリカの圧勝。
2016年の記事ですが
「中国の実際のGDPは、公式発表されている数値の三分の一程度」
「中国が発表する統計のうち、数少ない、というか、唯一信用できるのが、この貿易統計。貿易統計は外国との関係もあって捏造しにくい」
中国「GDP世界二位」の大嘘を暴く!〜デタラメな数字を産む統計偽装のカラクリが分かった 髙橋 洋一
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48521
中国経済、調べてみたらやっぱりウソだらけ!〜本当のGDPは、公式発表の3分の1!? 髙橋 洋一
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48522
ソビエトが崩壊したのは、その経済停滞が大きな要因だが、ソビエトを間違った方向に導いたのが統計偽装である。統計偽装はソ連崩壊まで続けられ、その日まで公にならなかた。白日のもとにさらされるようになったのは、ソ連が崩壊し、関係者がようやく自由に発言できるようになってからである。
ソ連が崩壊してみて初めてわかったことだが、実は、そのGDPは半分しかなかった。
私は、中国の実際のGDPは、公式発表されている数値の三分の一程度ではないかと見ている。
「中国依存度が高い国」ランキング 5位に日本
https://forbesjapan.com/articles/detail/10334
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。