西日本豪雨の降雨水量、広島は上位20位にも入っていなかった
今年は暖冬。
この調子で、夏も気温が高くなると、台風、豪雨が心配です。
2018年の西日本豪雨で72時間降水量を比較すると、広島、岡山は上位20位に入っていません。
なのに、広島、岡山で大規模な災害が起こりました。
これまで、豪雨をあまり経験したことのない安全とされていた地域で、大雨が降ったから。
気候が変わったということでしょうね。
今後、温暖化で、降水量が増えると、河川が氾濫する可能性が高くなりますから
川幅を広げたり、河床を掘り下げたり、河川を整備していく必要があります。
大規模な工事です。
でも
マイナス金利環境は絶好のチャンス。
建設国債を発行して、工事を行うのがいいと思います。
景気もよくなるでしょうし。
できなければ、将来、水害の危険性のある地域の不動産価格は下がるかもしれません。
気候システムの温暖化には疑う余地はない。気候変動等の影響が治水対策の進捗を上回る
新たなフェーズに突入した可能性がある。
と国土交通省は発表しています。
ん?
新型肺炎「武漢だけで、2月4日までに最大35万人超が感染」英米研究チーム
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200127-00160519/
2月4日までには、武漢だけで、感染者数が25万人以上。
1人の感染者が他の人に感染させる可能性のある人数を3.6から4.0人と推定。
これは、WHO(世界保健機関)が推定した1.4から2.5人よりはるかに大きい。
変異したんですかね?
それとも環境のせいでしょうか?
中国でアウトブレイクが起きると予測されている都市は、上海、北京、広州、重慶、成都など。
タイ、日本、台湾、香港、韓国に広がるリスクがある。
2月4日、来週の火曜日を注視しようと思います。
参照
西日本豪雨で最も雨が降った高知県で被害が小さかった理由とは?
https://dot.asahi.com/dot/2018071300080.html?page=2
温暖化前提に河川整備=降雨増踏まえ、基本方針改定へ−国交省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102600366&g=eco
「100年に1度の豪雨」温暖化で最大1.4倍に 国交省が治水見直し
https://mainichi.jp/articles/20190531/k00/00m/040/277000c
国土交通省気候変動を踏まえた治水計画に係る技術検討会
【本文】気候変動を踏まえた治水計画のあり方(PDF形式:337KB)
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/chisui_kentoukai/index.html
□降雨量の増加
気候システムの温暖化には疑う余地はない。
1898年から2018年で100年あたり1.21℃の割合で上昇している。
1971年から2010年において、海洋表層(0〜700m)で水温が上昇したことは
ほぼ確実とされており、日本近海における、海面水温の上昇率(+1.12℃/100年)は
世界全体で平均した海面水温の上昇率(+0.54℃/100年)よりも大きな値となっている。
世界平均海面水位は、1901年から2010年の期間に0.19m上昇している。
約30年前と比較すると、近年、1時間降水量50mm以上の短時間強雨の発生回数が約1.4倍に
1時間降水量100mm以上の短時間強雨の発生回数が約1.7倍に増加している。
□水災害リスクの増大
近年、毎年のように日本各地で、これまで経験したことのないような豪雨により
深刻な水害(洪水、内水、高潮)や土砂災害(これらの災害を「水災害」という。)が発生している。
平成30年7月豪雨(西日本豪雨)では、西日本を中心に全国的に広い範囲で
記録的な大雨となり、総降水量が四国で1,800mm、東海で1,200mm を超えた。
平成30年の台風第21号で、大阪湾では第二室戸台風を上回る既往最高の潮位
を記録し、関西国際空港で高潮による滑走路の浸水やターミナルビルの浸水が発生した。
平成26年から平成30年までの5年間において、河川整備計画の目標流量や氾濫危険水位を
上回る河川数が年々増加傾向にあり、気候変動等の影響が治水対策の進捗を上回る
新たなフェーズに突入した可能性がある。
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。