訪日外国人の減少が経済に及ぼす影響

経済

日本を訪れる外国人

1964年 35万人
1974年 76万人
1984年 211万人
1994年 346万人
2004年 613万人
2014年 1341万人
2018年 3119万人
2019年 3350万人

今、新型肺炎で中国人を筆頭に、訪日外国人が減少していますが、どの程度、影響が出るのでしょうか?

2016年、インバウンド消費対名目GDP比の国際比較をみると、日本は0・6%で、タイは12・0%、韓国は1・2%。

大阪、京都、埋め尽くすくらい外国人がいて、ホテルが建設されているのに、日本は0・6%でしかない。

ホテル建設、土地購入のほうは、インバウンド消費にカウントされていないのかもしれません。

となると、建設業へも影響が及びます。

訪日外国人減少が直撃する観光業への影響は大きいですが、それに関連した業種が影響を受ける。

ホテル建設ラッシュが下支えしてきた広島中心部の不動産価格は下がるのでしょうか?

ホテル(計画)名 開業時期 場所 客室数
カンデオホテルズ広島八丁堀 2018年 中区八丁堀 183
ホテルビスタ広島 2018年 中区鉄砲町 228
くれたけイン広島大手町 2019年 中区大手町 198
東洋観光新ホテル 2019年 中区銀山町 133
ホテルインターゲート広島 2019年 中区鉄砲町 234
(仮)広島幟町ホテル 2019年 中区幟町 126
ダイワロイネットホテル 2019年 東区二葉の里 201
ホテルリブマックス広島駅北 2019年 東区二葉の里109
広島平和大通ホテルプロジェクト 2020年 中区大手町 約220
(仮称)広島・京橋町ホテル計画 2020年 南区京橋町 250
レッドプラネット広島流川 2020年 中区流川町 160
ヒルトン広島 2022年 中区富士見町 400
合 計 約2,400室

この騒動で、中国の工場が稼働停止、中国のGDPが大幅に減少することが予想されます。

米中貿易戦争は、まだまだ、継続中です。

経済の形をとったの国と国との戦争ですから、中国共産党の体制が崩壊するまで、続くのかもしれません。

中国というサプライヤーが消失すると、日本国内の製造業が息を吹き返しませんかね?

日本企業の中国への進出は、もうリスクでしかないのかもしれません。

中国に軸足を置いた企業は要注意です。

米国では、インフルエンザが猛威を振るっており、2600万人が感染、2万5千人が死亡。
※日刊ゲンダイの記事。信用度は不明。

毎年、日本でも、1000人くらい亡くなりますが、日本はアメリカの人口の38%ですから

日本の人口に換算すると、9500人、例年の10倍くらいの死亡者が出る計算になります。

日本は、猛威を振るうアメリカのインフルエンザと中国の新型コロナウィルスの板挟み。

手洗いうがい。

人混みは避けるのがいいと思います。

参照
インバウンド消費を国際的に比較すると・・・
https://blog.goo.ne.jp/link-and-innovation/e/f689c6246edfb926822ea79de6bec0c3

ド底辺キャバ嬢が実地調査。新型コロナウイルスで大阪の町はどう変わった?
https://nikkan-spa.jp/1642601?cx_clicks_art_mdl=8_title

米国は“殺人インフル”パンデミック状態 すでに死者2.5万人
https://news.livedoor.com/article/detail/17770203/

関西財界セミナー 新型肺炎で今後の企業業績に懸念の声
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275471000.html


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。