不動産価格への影響
今回、緊急事態宣言が
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に発令されました。
期間は約1か月間、ゴールデンウイーク明けまで。
通勤や食料品購入など生活の維持に必要な場合を除き、原則として外出自粛を求められます。
東京都が休業要請する施設は
<大学・学習塾等>
大学、専修学校、各種学校、自動車教習所、学習塾など(※)
<運動・遊戯施設>
体育館、水泳場、ボウリング場、スケート場、ゴルフ練習場、バッティング練習場、スポーツクラブなど
<劇場等>
劇場、観覧場、映画館、ライブハウスまたは演芸場など
<集会・展示施設>
集会場または公会堂、ホテルや旅館の集会用の場所、展示場、博物館、美術館、図書館など
<商業等>
百貨店、マーケット、ショッピングモール、ホームセンター、理髪店、質店、貸衣装店など(※)
<娯楽施設等>
キャバレー、ナイトクラブ、ダンスホール、カフェ、バー、個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、カラオケボックス、マージャン店、パチンコ店、射的場、勝馬投票券発売所、場外車券売場、ゲームセンターなど
(※)床面積100平方メートル以下の小規模店舗などは感染防止対策をした上での営業を求める
7都道府県の経済活動が著しく低下することになります。
新型コロナがゴールデンウイーク明けに収束し、一過性のものとして終わることになるのか?
それとも、都市の構造的な問題を炙り出す契機になるのか?
私は、都市の構造的な問題が重要視されると思います。
1.首都圏の人口密度があまりにも高い。
首都直下が起こった場合、都民を救済することは不可能。
物流、電気、ガス、水道が途絶えると、甚大な被害となる。
感染が広がりやすい。
2.東京都に機能が集中しすぎている。
政府、企業が機能不全になる可能性。
政府、企業も地方都市に機能分散をしていく必要がある。
動物は季節ごとに移動し、人は時代ごとに移動します。
今、その時代に差し掛かったのかもしれません。
首都圏の不動産価格は、今後どのように推移していくのか?
カップラーメン、冷凍食品は工場をフル稼働。
今のところ、買い占めは起きていないようです。
参照
<新型コロナ>都、幅広く休業要請へ 緊急事態宣言 病院など継続
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020040702000172.html
動物は季節ごと、人は時代ごとに移動する (不動産)
https://earlybird-h.net/diary-detail-67569/?m=all
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。