不動産価格の見通し

不動産

2020年4月9日から4月26日まで

全宅連が行った不動産業者へのアンケート調査によると

3か月後の7月には、不動産価格が下がるとの予想が多数を占めています。

まぁ、現在の状況を見れば、大半がそう予想しますよね。

今、39県の緊急事態宣言が解除されたことを世界は報道しています。

「日本において、経済の再起動が始まるかもしれない」

もし、日本が今月末で緊急事態宣言、解除されれば

ひょっとして、不動産価格は横ばいで落ち着くかも?

もしくは、大幅な下落は避けられるかもしれません。

でも

緊急事態宣言が更に延長となれば、これは確実に不動産価格は下がります。

今まで、何度も、繰り返されてきたことです。

緊急事態宣言が解除された都道府県と解除されない都道府県で下落率が違ってくるかもしれません。

解除されない都道府県の経済活動はどんどん低下してきますから

店舗の閉鎖、倒産件数、失業率は増加します。

まぁ、でも

悲観的なことばかりではありません。

世界全体で見れば

GDP上位国の100万人当たりの死者数
米国263人、日本6人、ドイツ95人、イギリス495人
フランス420人、インド2人、イタリア519人、ブラジル66人

ですから、日本とインドが中心になって

当面は、世界の経済を牽引していくようになるのでは?

日本企業の工場が国内に戻ってくれば、日本の景気は徐々によくなるのでは?

と予想します。

5月末で緊急事態宣言が解除されるにしろ、されないにしろ

ゆっくり、焦らず、生き伸びることが最優先です。

でも、まぁ、生き残ることが優先になれば

企業は設備投資控えますし、家庭の支出も控えますから

しばらくは、景気低迷して、不動産価格は下落しますかね。

参照
不動産価格と不動産取引に関する調査報告書 DI調査
https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2020/05/DI-202004.pdf
※DI値は下落率ではありません


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。