自分の考えは必ずしも一般的ではない

不動産

こんなに浸水被害が多発すれば

不動産所有するのはリスクと考えて

不動産買わずに、賃貸に住む人増えるんじゃないか

土地の値段下がるのではないか

などと、私などは考えますが

必ずしもそうはなりません。

古老に意見を聞くと

日本のどこかで、毎年、浸水被害はあるが

自分の住んでいる地域が浸水するのは50年、100年に1回

その程度であれば

土地価格には影響を及ぼさないし

賃貸に住む人が増えるとは思えない。

なるほど

住んでいる地域に限定すれば

地震は何百年に1回

水害は数十年に1回

その程度のリスクは受け入れるという人が多い。

自分の考えが一般的ではないということを認識するのも大切です。

でも・・・

これがいわゆる「正常性バイアス」では!

などと、疑い深い私。

学校、病院、スーパー、コンビニもあって、みんな住んでて

私達の住んでいる地域の堤防が決壊して、浸水する訳がないと

正常性バイアスが働いて

不動産価格が維持される可能性は大いにあります。

自分の所有する不動産の価格が下がって、喜ぶ人はいませんし

将来、堤防も強化されるかもしれません。

正常性バイアスが働かなくなるとしたら

短いスパン

10年間隔位で、同じ地域で、水害が起きたときではないかと・・・ 。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。