米国の失業者数とコロナ死者数
米国の失業者数4400万人。
全労働者が1億6千万人ですから、失業率27.5%。
収入の当てが無くなった人が4人に1人以上いるということですから、身の毛のよだつ数字です。
経済がこのように状況にも関わらず
不思議なことに
好調だった
ニューヨークの株価が下がりました。
現在の米国の感染者数208万人、死者数11.5万人ですが
100万人当たりの死者数351人ですから、2800人に1人が亡くなっていることになります。
まだまだ、収束には程遠いように思えます。
とは言え
経済が止まれば、ウイルスより先に経済的に死んでしまいますから
米国州政府は、経済活動を再開していくようです。
2800人に1人、人口の0.036%が亡くなる病気であることを許容して、経済を動かしていくことになります。
失業4人に1人と死者2800人に1人を天秤にかけて
もう、それしかないでしょうね。
世界中、鎖国が継続していますが
日本は、この夏から
オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、タイなど4カ国を対象に
一日最大200〜250人のビジネス関係者に限り入国制限を緩和するようです。
つまり、外国人観光客はしばらく来ないということです。
世界的に見て、被害の少ない日本ですが
去年まで、広島市中心部の地価を底上げしていた、ホテルの建設が無くなり
観光ビジネスの転換点が来ているように思えます。
去年、宿泊施設を目的とした不動産の取り引きが頓挫しましたが
これなど、万事塞翁が馬、後になってみないと、わからないこともあるように思います。
中心部の地価を底上げしていたものが無くなるということは
下落する可能性が高いということですかね。
翻弄されますよね。
大きな流れを掴まえないと、現状を把握することは、困難です。
でも
こんな体験は貴重なのかもしれません。
生きているうちに
このようなことを、再び体験できることに感謝しなければなりませんね。
創業の頃を思い出します。
参照
米失業者数、4400万人超え
https://news.yahoo.co.jp/articles/da4efe16d4a2f5316fb056013a314ff3399ae946
NY株暴落、1861ドル安
https://www.sankei.com/world/news/200612/wor2006120005-n1.html
米国の州政府、経済再開
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/06/279968.php
4カ国入国許可
https://news.yahoo.co.jp/articles/0407b0a75821bcfbee9462311387280c00b3a945
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。