万が一(三峡ダム)

災害

最初は1万年に一度の豪雨でも大丈夫。

次は1000年に一度でも大丈夫

次は100年に一度



今、80年に一度の豪雨が中国を襲っています。

万が一ではなくなっています。

下流域には

日本企業の工場の7割が集中していて
https://twitter.com/tkBVXZuD1TrpdXq

全業種13600社中でも華東に9000社進出しているそうです。

高さ185mの三峡ダムの乾期の限界水位は175m

雨季の限界水位は145m

雨季と乾季で限界水位が違うのは

三峡ダム周辺は脆いカルスト地形で、雨季は降雨で地盤が緩むので

水位を上げると、上昇した水により地盤が緩み、山体崩壊して天然のダムができる可能性がある。

これにより巨大鉄砲水が起これば、三峡ダムも危険ということらしいですね。

巨大な山が崩壊して、上流を堰き止めれば、もう人の力ではどうしようもありません。

放流量が流入量を上回っていれば、水位は下がりますが

逆だと、水位は上昇しますし

全力放水の負荷にダムが耐えられるのか

放流口が目詰まりしないのか

などと考えてしまいます。

何ごともなければいいのですが・・・。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。