人体は超高性能

科学

人間の身体を作っているのは29種類の元素。

ほぼ、水素と酸素、炭素でできています。

水素(H) :60.3%
酸素(O) :25.5%
炭素(C) :10.5%
窒素(N) : 2.4%
リン(P) : 0.1%
イオウ(S): 0.1%

これらの元素が結合して
水:60〜70% タンパク質:15〜20% 脂肪:13〜20% ミネラル:5〜6% 糖質:1% その他:6% で人体は構成されている。

数万年も世代が続いて、遺伝子が継続され、体内で細胞分裂し、植物や動物を食べ、エネルギーに変換し、活動して、子供を産み、育てることができる。

水素、酸素、炭素を組み立てて、こんな高度なものが作られている。

しかも、成長と出産、老化まで、組み込んである。

やがて人は、寿命で死んでいくにしても、余りにも、完璧。

これから、科学が進化しても、人が、こんな超高性能なものを造ることができるとは思えないんですけど。

生まれてくる赤ちゃんが、神々しいのも、頷けます。

こんな超高性能にも関わらず、水素、酸素、炭素でできていますから、病気や災害、事故ですぐに死んでしまう。

超高性能でありながら、水素、酸素、炭素で構成された儚い生命体が、気候変動や紛争に耐えながら、何万年も命をつないでいて、それは、現在も継続されている。

これからも、気候変動や紛争は起こるということは、歴史的に観ると、ほぼ確実。

そして、これからも、水素、酸素、炭素で構成された超高性能の儚い生命体は命をつないでいく。

かわいい赤ちゃん、屈強なラグビー選手、美人、若者、老人、皆、同じ原材料、水素と酸素、炭素からできている。

誰もが、野球の大谷君やマイケルジョーダン、アインシュタインになれる訳ではありませんが

平等に同じ素材で、基本性能は同じ。

何が違って、将来が分岐していくんでしょう?

意識?

明日に続きます。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。