危険な土地の価格は下がる

不動産

これからの不動産価格に影響を及ぼす要因として災害があります。

危険性の高いところの土地価格は下がり、安全なところの土地価格は上がります。

広島においては、砂防ダムの建設が急ピッチで進められていますから

砂防ダムが完成して、土地価格が上昇するところも出て来るかもしれません。

河川が整備され、氾濫の危険性が低下すれば、やはり土地価格は上昇します。

もう一つ、私が危惧しているのは人口密集地です。

今までであれば、人口密集地=集客力の高い土地=家賃が高い=不動産価格が高い

でしたが、新型コロナが蔓延した場合や災害が起こった場合の危険性が

土地価格に織り込まれていくのではないかということです。

人口密集地ほど危険性が高いという認識が広がれば

土地価格は下がることになります。

もしも、新型コロナの第二波が来れば、その兆候が出て来るかもしれません。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。