GDP年率換算の計算方法
経済
日本、4-6月期GDP-7.8%、年率換算ー27.8%。
米国のGDP減少率は前期比年率32.9%、英国は約60%、ドイツも30%を超え。
軒並み戦後最悪の落ち込みらしいですね。
まぁ、しかたありません。
年率換算の計算式は、((1+四半期増減率)の4乗-1)×100
4-6月期GDP-7.8%=ー0.078だからGDPは0.922に減少。
GDPの四半期の増減率が1年間続いた場合
0.922の4乗=0.722になるから、-0.278=-27.8%
-7.8%が四期続けばということですから、7-9月期で回復すれば、数字は良くなります。
4-6月は、緊急事態宣言が出ていた期間ですから、仕方がないです。
ちなみに、消費税が導入された2019年10-12月期GDPはー1.6%
2020年1-3月期GDPはー0.6%で
消費税導入の影響が続く中、緊急事態宣言で落ち込んだという、当たり前の結果です。
むしろ、日本国民があれだけ自粛して、消費が落ち込んでー7.8%によく収まったという印象です。
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。