江戸時代は意外に楽しそう

国際

昭和が64年間、平成が32年間。

江戸時代は1603年から1867年までの265年間。

江戸時代はとても長いのですが

長いこと鎖国していましたから

江戸時代の最初と終わりで、文明レベルがそんなに変わらなかったのかもしれません。

電気ガス水道ありませんから、厠は外で、汲み取り。

夜は真っ暗、冷暖房なしですから

さぞかし厳しい生活をしていたと想像してしまいますが

意外にそうではなかった可能性があります。

現代のように技術がどんどん進化して、情報があふれるようなことがありませんから

皆、同じような生活レベルで

和気あいあいとのんびり生活していたような形跡があります。

外国人の残した記録を読むと

日本人は人懐っこく、よく笑い、子供をとてもかわいがる

この世のパラダイスみたいなことを書いています。

ひょっとして

人がモノをあまり所有しない時代は、ほがらかだったのかもしれません。

モノの所有を競うようになった明治以降、少しトゲトゲした感じがしてきます。

そのピークが、高度経済成長、1990年のバブルだったのかもしれません。

2020年以降どのように変化していくのか?

物欲の薄い若い人の意識は、少し江戸時代の人の意識に寄って来ているような気もします。

新型コロナで、大勢を招待する結婚式、会社の飲み会、イベントも開催されなくなり

女性は服を買わなくなり、なんとなく質素になって来ています。

しかも、これから

米中対立は、更にエスカレートして行きますから、中国から外国企業が出ていき

米国は、中国を経済的に締め出し、今後、中国への化石燃料を遮断を始め

まるで、第二次世界大戦前のような状況になりつつありますから

緊迫した状況が継続します。

これから来年にかけて、緊張は高まるのではないかと思います。

緊張が高まれば、娯楽は二の次になり

ますます、必要なモノ以外、消費しなくなるのかもしれません。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。