熱を半永久的に保持できるセラミック
科学
東京大学とパナソニックが自然には存在しない物質を人工的に作り出しました。
この物質の容器にお湯を入れると、1年経っても冷めない。
容器の外側に熱が逃げないようです。
熱伝導しないということになりますよね。
断熱材が不要ってことになります。
そんなことある?
今までの常識が、当てはまらないような感じがします。
永続的に熱を保存できるようですから
100年経っても冷めないのかもしれません。
ヤカンでお湯を沸かすと、半分近くの熱は逃げてしまいますし
時間が経つと冷めてしまいます。
ガソリンエンジンのエネルギー効率は最高で40%程度
太陽光発電のエネルギー効率も40%程度ですから
熱エネルギーを永続的に保存できるということは
このセラミックをうまく使えば、100%近くのエネルギー効率が達成できるのかも?
ん?
夏に太陽熱で沸かした大量のお湯を冬に使うことができれば
化石燃料を大幅に節約することができますから
CO2大幅に減らして、地球温暖化も抑制できます。
もしも、このセラミックで作ったパイプで遠隔地までお湯を運ぶことができれば
エネルギーを効率的に使うことができます。
熱を保存できるということは、冷たさも維持できるということになりませんかね?
永遠に冷たいままのクーラーボックスとか
扉を開けない限り、内部は冷たいままに維持できる冷蔵庫ができれば
電気代を大幅に節約できます。
家の断熱性能も格段に上がり、夏暑くない、冬寒くない家ができるかもしれません。
大発見ですね。
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。