ウッドショック

不動産

コロナで在宅勤務が増え

郊外に家を建てる人が増えた為

世界中で住宅ブーム。

米国の着工件数

去年140万棟/月だったのが、今年は188万/月棟に増え

カナダにおいても19万棟/月だったのが、33万棟/月に増えました。

日本での着工件数は年々減って、たったの7.3万棟/月なんですが

海外の都市部はコロナの影響でお店が閉じられ

日本と比べ物にならないくらい、治安が悪化?したから

郊外へ移住しているんですかね?

今年4月から日本にも影響が出てきています。

日本で使われる木材の70%は輸入木材ですが

価輸入木材の価格が20%から30%上がっています。

一旦、値上がりした木材は高止まりしたままになる可能性が高い。

建築費における木材の割合は12%ですから、200万円くらいだったのが250万くらいになって

この先、倍になると仮定すると400万円くらいになる。

値段が上がるだけではなく、木材の輸入量を減らされると

家を建てることが難しくなる・・・かもしれません。

さすがに、それはないと思いますが・・・。

もしも、そうなると

建売業者、工務店、住宅メーカーのみならず

裾野が広いので

日本の経済に大打撃。

1988年、日本のGDPは世界の16%を占めていましたが

2018年になると、世界の6%に縮小してしまいました。

ますます縮小?

日本の林業復活?

木材からコンクリート、鉄骨へシフト?

でも、コンクリート・鉄骨は建築費が高い。

もしも、新築住宅の着工件数が激減すれば、土地価格下がる?

でも、日本の土地価格は海外の先進国から見ると割安なので

下がらないかも?しれません。

どうなりますかね?


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。