23年前の写真

経済

弟が23年前に撮影した一族の集合写真をデジタル化して送ってくれました。

私を含め、皆、若い。

現在は、皆、年を取っていますが、メンツはほぼ変わっていませんので

身内だけを見ると、あまり世の中、変化していないように錯覚してしまいますが

23年前というと私が、会社を開業する前で

まだ、デジカメは普及しておらず、

カメラ屋さんが町のあちこちにあった時代です。

日本におけるインターネット普及率9.2%でしたから

不動産業界も折り込みチラシ、電話営業が全盛

携帯電話の時代です。

ネットが普及して来るにつれ、十数年掛けて、折り込みチラシが徐々になくなり

町のカメラ屋さんが無くなり

現在はほぼ、スマホ。



今回は、新型コロナと米中対立。

十年後、振り返った時に世の中、どう変わっていますかね?

日本での兆候としては

若者のテレビ離れ、新聞の衰退。

5Gの普及。

異性に対してガツガツせず、物欲の薄い若い世代。

コロナでの死亡者数の少ない日本。

米国に目を移すと、更に顕著です。

米世帯の三割がコロナで貯金を使い果たし

ニューヨークのオフィスビルは閉鎖され

ブロードウェイ沿いの店舗の80%が閉店し

マンハッタンの空室率は過去最高の5.1%となり、家賃は7.7%下落。

マンハッタンから、安い家賃で、広いスペースのある地域へ移動しています。

親と同居する若者も米国史上最高の52%。

米中の対立も更に激化し

中国をネットから排除するクリーンネットワークが推進され

台湾と南シナ海を巡る状況も深刻さを増しています。

これだけ材料が揃っていて

今から十年後が、現在の延長のような未来となる確率は0%。

中国と距離的に近く、米国と同盟国の日本。

国内から始まる動きに注目しています。


この記事を書いた人

梅本

代表取締役
高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。