5Gが普及すれば輸送コストが下がる
20年前
インターネットとパソコンの普及により
起業するハードルが下がりました。
新聞の折り込みチラシが減少し、ネットに移行し、印刷関連の仕事が減少しました。
今年から、5Gが始まりましたが
5Gになれば、トラフィック量は1000倍になって、いろんな機器がネットに繋がります。
そうなると、どうなるんですかね?
数年後、ドローンによる、集配が始まり
地方の集配所に集められ、振り分けられて、無人の配送車で送られることになると思います。
輸送コストの低下が起こります。
輸送コストが低下すれば
アマゾンみたいな会社を介して、生産者と消費者が直接つながることになります。
私が、本屋で本を買わなくなったのは、アマゾンで検索したほうが速く見つけられ
アマゾンプライムに加入していて、配送料もかからない為です。
本と電化製品に限っては、実店舗を使わなくなりました。
これと同じことが、衣類、食料品にも起こる可能性が高いと思います。
十数年後は、スーパー、ホームセンター、ショールームなどの実店舗が無くなっているかもしれません。
飲食店や旅行については、今は、コロナで厳しい状況ですが
体を運んで、体験する必要がありますので、存続すると思います。
いくら便利になっても、デバイスを介してのコミュニケーションは味気ないので
学校、企業は存続し、自宅でできる部分と学校、会社で行ったほうが効率いい勉強・仕事に振り分けられていくと思います。
車、バイクメーカーも存続しますが、電気モーターになりますので
エンジン関連の下請けは無くなる可能性があります。
今の自動車は、石炭で走っていたSLのような骨董品になります。
5Gが普及すると、漁業、農業も無人化が進みます。
不動産はどうなりますかね?
輸送コストが下がって、日本のどこに住んでも、便利なサービスが受けられるようになれば
リスク分散の為、一極集中が緩和され、価格差が無くなって行くのではないかと予想します。
通貨は国家の信用力が価値の裏付けというあいまいなものではなくなり、1000kw=1000円とか
世界共通の価値の裏付けを持つものに変更したほうがスッキリします。
何十年も先の話になるかもしれませんが。
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。