地上波の衰退
自宅のテレビで、インターネットの番組
アマゾン、ユーチューブを視聴できるようになると、顕著に地上波を見る時間が減りました。
若者が、地上波を見ないというのも頷けます。
地上波の番組より、個人がやっているユーチューブのほうが、おもしろいってことになると
地上波の存在意義は、もう無くなってしまいます。
視聴者が減少すれば、スポンサーはいなくなりますから
電波は、オークションに掛けられ、より有効活用される企業によって活用されることになります。
NHKも含めて、議論されるようになるかもしれません。
昔
デジカメが普及して、カメラ屋さんが無くなって
スマホが普及して、デジカメが売れなくなり
デジタル情報はネットのサーバーに置かれ
いつでも引き出せるようになり
画面で見るようになると
プリントすることもなくなりました。
カメラ屋さんに起こったことが、地上波のテレビ局に起こるのは、ほぼ確実なように思えます。
著しく質の低下した地上波の報道、番組を見ていると、まぁ、仕方ないとしか思えません。
グーグル、ユーチューブは、ものすごい広告収入を得ています。
おもしろいコンテンツを配信できるユーチューバーは年収数億円を稼いでいます。
人は、現実の三次元空間に生きていますが
脳が受け取るのは、視覚,聴覚,味覚,嗅覚,触覚が受け取る電気信号ですから
「人が認識する現実は、実は現実ではなく、バーチャル」と言えないこともない。
動画、小説、漫画を見て楽しむことができるのも
電気信号に変化されたものを脳が認識して楽しんでいる訳ですから
コンピューターとちょっと、似ています。
バーチャル空間は、ほぼ無限ですから
ますます、コンピューターとネットにお金が注ぎ込まれて
巨大な市場が形成されるんでしょうね。
ネットに繋がった端末、ロボット、物流があれば
どこに住んでも変わりはないということになるかもしれません。
将来、日本国内の不動産価格はフラット化するような気がするんですけどね。
国単位で考えれば
フラットになったとしても、情勢が安定した国の不動産価格は上昇する。
情勢が不安定な国からは、資本が逃避して、不動産価格は下がるという
ごく当たり前の現象が起きるはずです。
この記事を書いた人
梅本
代表取締役高知高専、岡山大学工学部、NTT、不動産会社勤務後、2001年に会社を設立しました。